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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


ダラダラ長いやり取りの中
やっぱり返って来ない
姫凪からの返事

酒の勢いが
元々肉食の行動力に火を付けて

姫凪の番号へ
指をすべらした。

時間的には
少し非常識だよな、とか
コールの最中
冷静になって来てたのに

〈もしもーし?
ウチの妹に何か用かな?
………嶋田誠さん?〉

聞こえて来た男の声で

「あれ?なーんだ兄ちゃんかー!
姫凪ちゃんは?」

イラッとしちゃうのが
俺の大人げない所。

相手は及川。
さっき自分で言った通り兄貴だ。

姫凪の電話に出るのは
家族だから、で
説明がつく。

だから、それはいい。

でも、さ?お兄ちゃんよ。

〈寝ちゃったけど?急用?
てゆっか、こんな時間に
なんの用かな?〉

その低い声
敵意むき出しの声までも

「ゴメンゴメン。
チョット町内のバレーチームの
練習が長引いてね〜
疲れたから姫凪ちゃんの
声聞きたかったんだけど
また明日掛けるよ、お兄ちゃん」

"過保護だから"で説明つくと

「良いだろ?お兄ちゃん?」

まさか、思ってねぇべな?
 
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