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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


お兄ちゃんの匂いは大好き
甘くて柔らかくて
落ち着いて

…でも、今は

「姫凪…?」

『なに?』

なんかモヤモヤするよ。

拗ねて態度が悪くなる私に

「…邪魔して、ごめん!
今日部活終わり
まっつん家に呼んであげようか?」

笑顔でお兄ちゃんは
残酷な言葉をぶつけてくる

『お兄ちゃんのバカ!!』

頭を撫でる手を払って
お兄ちゃんを睨んだ

「姫凪?なに?
なんで怒って……」

『分からないなら良い!
知らない!』

バカだった。
期待なんかしなきゃ
良かった!

お兄ちゃんには
私はヤッパリただの妹で
松川さんとくっつけばいいって
思ってるんだ!

大好きなのに…
伝えちゃいけない…
伝わっちゃいけない…

なんでお兄ちゃんは
私のお兄ちゃんなの?

好きになんか
ならなきゃ良かった…

って、思えないから
また辛いよ…

お兄ちゃん…大好き…

怒鳴った事を後悔しながら
昼休みが終わるチャイムを聞いた

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