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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


「いや、別に止めようとか
バカにしようとか
そんなんじゃねぇから」

松川さんが頭を撫でて
ニコリと笑う

『でも…ヘンなんでしょ?
…実のお兄ちゃんなのに…』

目を逸らし呟く私に

「なんで?あんだけ可愛がられたら
懐くの当たり前だし
そっから好きとかって気持ちが
生まれてもヘンじゃねぇだろ」

アッケラカンと言う松川さんに
ポカンとした顔を
返すしか出来ないで居ると

「いや、世間的にはね
ダブーな部類だぞ?
大っぴらに言って回れる
感じでもねぇけど、さ?
でも…味方ナシじゃ
辛いべ……?」

松川さんが私を抱き寄せて
ヨシヨシと頭を撫でてくれる

「俺は分かるよ。
言いたくても言えなくて
言わなくても膨らんでくのを
隠すの辛いよ…な?」

松川さんの声が耳元で
切なく響く

『なんで、分かるの?』

松川さんも、もしかして?

「それなりにオトコしてますから〜」

『答えになってないけど?』

少し突っ込んでみるけど

「言うね〜
とりあえずお前がどうしたいか
聞く事にしよっかな?
及川の気持ちも知りたくねぇ?」

それはアッサリ躱されて

『お兄ちゃんの…?』

まんまと本題から話を逸らされる

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