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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


『松川さんの好きなもの知ってる?』

「…まっつん?なんで?」 

まさか…ね?

『え…と…この間チョット
お世話になって…だから…』

まさかでしょ?
止めてよ…
そんな顔して話さないでくれないかな?

『お礼だよ?深い意味なんかないよ?』 

深い意味なんか無くていいよ

「まっつんは良い奴だよねー」

『うん…凄くカッコ良かった!』

聞きたくないよ…

「そっか!
とびきりのお返し探さないとね!」

黒く濁る腹の中に気付かれない様に
笑いながら姫凪の話に
返事を返した


『お兄ちゃん?』

「なに?」

『ううん!なんでもないよ!
お兄ちゃん大好き!』

「可愛いね、姫凪は」

姫凪の頭を軽く撫で
まっつんへのプレゼントを探し歩く

なにげなく絡まってくる
姫凪の腕
姫凪の笑顔に見惚れて
微笑み返すオレ

傍からみたら兄妹じゃなくて
恋人に見えるかも知れないね

でもオレ達は紛れもなく兄妹なんだ

隠さなきゃ。
誰にも気づかれちゃダメだ。

最期の日までオレは姫凪の
【大好きなお兄ちゃん】を
演じなきゃ、って。

そう思ってた。
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