第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
『…や、ぁ…ン!
どこ触ってんね…ン!!』
「脇腹…?
なんや?もっと他の所がエエんか?
どーこーにしよかなー…」
ユックリ指を上にズラして
胸の横で手を止める
膨らんだソレに触れたい気持ちを
グッと堪えて
首筋まで指を上げていく
『アカ、ンて…
侑…ッ!』
「…約束は?
明日の、お前の時間
俺にちょうだい…な?」
顎に指を添えて
クイッと振り向かせ
「俺はお前と居りたいねん
アカンのん?」
潤む目の奥を見つめる
なぁ?聞くだけやなくて
感じて?
サクラがアカンからとか
そんなんやない。
純粋にお前と居りたいからやって
なぁ…伝わって?