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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②(宮侑、宮治)
「な、なんで?
なんか…ヘン!?」
「ヘンやない。
でも、向こう向いとき。
んで、早く泣き止み。」
覗き込んで来ようとする
サクラを押し返し
空を見上げて深呼吸。
落ち着け。
俺が好きなんは姫凪や
サクラが泣き止んだら
俺はスグ姫凪の元に走るんや
そう思って昨日とは打って変わって
青い空を見続ける俺に
「治くん…」
「なん?泣き止めたか?」
「うん…だからエエで。
行ってくれて…」
サクラの声が届く
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