第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
イケイケ気取っても生娘で
甘ったれなマコに
もちろん変な気を起こした事もないから
「ハハッ!エロい下着じゃねぇと
返品すっからなー!」
とか、いつものノリで返したんだ。
それが、バカだった。
「やっと邪魔者居なくなったなァ
姫凪ー…続き…
おい、姫凪??」
黙ったまま俯く姫凪を
後ろから抱きしめ直して
顔を覗き込むと
『誰やねん…あの子…
…エライ親密やな…』
小さい声で言って
姫凪が俺を睨む
お?ヤキモチ?!
姫凪が?
基本俺が妬いて無茶する事が
多いから否応なしに上がるテンション