第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
『鉄朗部屋でユックリしとき?
お茶を用意してから部屋行くから
立ってんの辛いんやろ?
足引きずってたで』
家に着くと姫凪が
俺の背中を押して
自分はキッチンに入って行く
『鉄朗ー!グラスとか借りるでー!』
キッチンから怒鳴る姫凪に
「おー、ご自由にー…」
と、返したものの
さっきも言った通り
テツローくんは怪我知らずなんでね?
「姫凪ちゃーん?
俺こっちも痛くなってキマシタ」
セクハラがてら邪魔をする
『ん?どこ…って!
あほ…!変なモン当てんとき…!』
お尻に当たるテツローくんに
真っ赤になる姫凪が
可愛くて仕方がない