第2章 紅雷とヘリオス
朝食を食べ終えたら勉強
興味の無い政治を学ばせられる
それが終わったら武術の特訓
背丈の小さい私には剣を振るうことが出来ず、2本の短剣で戦う
「お疲れ様です」
その声とともにタオルを渡される
「これで今日の予定は終了です。次はどうなさいますか?」
どう・・・あ、
『まちへ、でかけたいです』
特に買いたいものとかないけど、フラフラっと街を見に行きたい
「かしこまりました」
・
着替えて町へ出る
『うわぁ!』
初めて目にした町は想像を超えていた
沢山の人が行き交い、笑い、ものを買う
『にぎやか』
人の声、声、声で町はにぎやかだった
そんなとき
『あれはなんですか?』
鎖をつけられた男の子を見つけた
「あれは奴隷です」
『どれい?』
「人が商品となり売り出されるのです。買われた人は買った人の奴隷となり、どんなことでもやらなければなりません。」
なんだか胸糞悪かった
「あれは売れ残りでしょう。そのうち殺されます。紅雷様が気にかける必要は・・・・・・紅雷様!?」
話が終わる前にわたしは駆け出した
「なんだぁ餓鬼」
『おじさん、その人わたしに頂戴』
「これが欲しいのか?物好きな嬢ちゃんだな。ほらよ持ってけ。金はいらねぇ、なかなか売れなくて困ってたんだ」
どんっと押された男の子はふらふらと数歩前に出てドシャと転んだ
脇にさしてあった短刀を1本抜き、鎖を切る
『わたしは・・・紅雷、あなたは?』
彼は答えず目を閉じたままだった
弱ってる、そう感じた