第4章 ☆Story2☆ 喋るぬいぐるみ!?
_1時間後
「そろそろお風呂入って寝なきゃ……」
『僕も入る!』
「……ぬいぐるみが濡れていいの?(汗)」
『だから大丈夫だって言ってるじゃん!』
「……。」
渋々ユウとお風呂に入ることになったゆり。
_浴室
_ポチャーン…
『ああ……いい湯~……』
頭にタオルを置き湯船に浸かるユウ。
「……。」
(ホントに入ってる……汗)
『でもぬいぐるみの僕には深いや……だってずっと立ち泳ぎだもん!
ねぇ、僕専用のおh.「買いません(怒)」ケチ……』
「私が抱っこすれば問題ないでしょーが……」
ユウを抱っこしながら湯船に浸かるゆり。
『……。』
「……ねぇ、ユウって男の子なの?(苦笑)
気になってたんだけど……」
『えぇ?どっちでもないよ!』
「まさか……あっち系……」
『っオネエじゃないから!
そもそも、ぬいぐるみに性別なんてないの!』
「ふーん……」
『……。』_ぷにぷに
「っきゃああ!急に胸さわんないでよ!!」
ユウはなぜかゆりの胸を触り始めた。
『なんかママより発育良さそうだね。』←
「っなんでわかんのよ……」
『ママって高校生だった時点でDだったの。
ゆりちゃんは、今のところCって感じかな。』
「何分析してんのよ……」
『身長も、今何センチ?』
「165cmくらいだけど……」
『へぇ……ママより高いね!』
「ま、まぁ……」
『パパに似たのかね……』
「かもね。
ねぇ、まさか体や頭まで洗うの?(汗)」
『当然じゃん!身だしなみだもんねー』
「……。」
『あ、でもー……目が沁みるのやだから
子供用のリンスインシャンプーがいいなー……今度から!』
「……わがまま。」←
『ボディーソープはここにあるのでいいよ!このフローラルいい匂いが漂ってるし♪』
「……一人称は僕なのに中身は女の子だね……やっぱり……」
『だーかーら!違うってば!!
明日はシャンプーも買い物リストに入れてよね!』
「……わかったわよ。」
(なんでぬいぐるみに指図されないといけないのよ……涙)