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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!

第13章 ☆Story11☆ ドラマ撮影スタート


「ゆり!お疲れ。
相変わらずミスが少なくて羨ましいよ(笑)」



「えへへ、ありがと(照笑)」



「今度ゆりに色々教えてもらいたいくらいだよ。」



「じゃあ、暇ができたら私の部屋に来なよ。
少しくらいだったら、稽古だってできるだろうし……」



「いいの?じゃあ、暇ができたら!」



「うん!」






「……。」
(優紀は、明らかにゆりといる時の方が楽しそうなんだよな……)




「俺もゆりちゃんに教えてもらいたいわぁ……もちろん個別で(笑)」



「は?ダメに決まってるじゃないですか!
男女が部屋に2人っきりって……絶対やましい気持ちあるに決まってるじゃないですか!」



「な、なんか優紀ちゃん……怖い(泣)
軽い冗談だったのに……」



「貴方がいうと、冗談に聞こえないんですよ……ねぇゆり?」



「え!?ぇっと……そう、かもね(汗)」



「ゆりちゃんまで酷い!(涙)」



「だって……」
(付き合ってもいないのに勝手にキスとかするしこの人……)



「当然の仕打ちですよ、藤ヶ谷さん(笑)」







「……。」
(逆に藤ヶ谷くんには冷たいし……)



「……魅月、お前また人間観察してるの?(苦笑)」



獅衣留は魅月に向かって苦笑いを浮かべていた。



ちなみに魅月は人間観察が趣味であり、その人の感情も大体わかってしまうようで……



「魅月、感情を読み取るの得意だもんね。
今度は誰の感情読み取ってたの?」



「詩くん冷静……この魅月の趣味のせいで俺の感情すぐ読み取られるし……」



「えぇ?でもそれはしょうがないよ。
だって、誰が見ても獅衣留の感情はわかりやすいもん。
特に、ゆり絡みだとね。」



「っ詩くんまで……!」



獅衣留は顔を赤くする。



「獅衣留は、観察しなくてもわかるよ。
感情読み取られたくなかったら、もう少し努力しろよ。」



「……。」



「ふふふ、まるで獅衣留くんって昔の陸くんみたいだよ(笑)」



「っ!?
りょ、涼介さん!急に話に入ってこないでよ……びっくりしたなぁ……」



「ごめんごめん(苦笑)」


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