第2章 賭けるのは《島左近》
この勝負負けらんねぇんだ
左近「きたー!四光!雨四光!そして五光!あがり!」
『ああ!負けたー!!!』
1番点数の高い五光が揃うとは思わなかった
これで俺の勝ち
『もう。何が欲しいの?言っておくけど兄様の情報だけはあげないからね』
左近「いらねぇよそんなの」
柄にもなく緊張する
さぁ、言え!言うんだ島左近!
左近「・・・ふぅ・・・」
『?????』
左近「お前を、俺にくれ」
・
『な、ななななな!何言って・・・!』
ぼぼぼっとわかりやすく顔を真っ赤にして言葉になっていない言葉を発する
左近「だからお前が欲しいって言ってんの。ずっと気づかなかったわけ?」
『そっそな!き、気づくわけ・・・』
左近「なぁ俺はあんたが好きだ。あんたは嫌か?」
近くに詰め寄り手を握る
はるなは顔を背けたままなにも言わない
左近「はるな・・・?」
『左近ばっか、ずるい』
ゆっくりと顔を向けて真っ赤な顔で言葉を紡ぐ
『そうやって、いつもカッコつけて、私だって・・・この勝負勝って・・・その、左近が、欲しかった・・・のに』
きゅーんと胸が締め付けられた
勢いのまま抱きしめて
左近「そんな可愛いことほかのヤツに言うなよ。絶対にだ。三成様にも言うなよ!」
『こんな恥ずかしいこと言えるわけないでしょ』
こうしてめでたく俺らは結ばれた
・
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吉継「やれようやっと結ばれたか」
左近にあの勝負の案を出しておいて正解だったな
《賭けるのは》
お前/あなた