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1人の姫と4人の王子

第3章 人は心が黒くなってる奴が多いいから………


ガラガラ

よし、走りますか。

ダーーーシュ‼︎

誠「あっ!おい待てよ‼︎」

ガシッ

またですか⁉︎

パシッ

おっ!私、反応が早くなってるおかげで腕をほどくことが出来たーーーって喜んでる場合じゃない‼︎

誠「お前を送ってくことになったからな言っとくがお前に拒否権はない(ニヤニヤ」

うっわ、それは人権の問題になるからね

誠「まぁ、モテモテのこの俺が特別に送ってやるんだ感謝しろよ」

はは、自分でモテモテってどんだけ自信満々なんだよ

誠「おい、お前は口がないのか⁉︎何か一言ぐらい喋れよ‼︎」

あーーー隣を歩かれるのだけでも最悪なのに喋るとなったらもういっこ最悪なんだけど


誠「お前には耳がねぇーのかよ‼︎」

もう、耳がないって言うことでいいですよ

誠「何か喋れよ……さ、寂しいじゃねーか」


えっ?寂しい?今そういった?

誠「なっ!そんな驚くなよ‼︎寂しいだろ⁉︎1人で喋るのは寂しいだろ⁉︎」

嫌、全然寂しくないむしろ1人のが好きだ

明結「寂しくない……むしろ1人が好きだ」

あっ、おどいた顔は双子なだけあって一緒だな

誠「か、可哀想なやつだな」

おい!その本当に哀れんでいる顔はやめろ!1人の方が楽なんだからな!

明結「可哀想っていうなどうせ人はみんな人を裏切るんだ1人で居た方が傷つかなくてすむ」

あぁ、そうだ1人の方が傷つかなくてすむ嫌なおもいをしなくてすむ

誠「でも、仲間といた方が楽しいだろ?」

お前みたいな奴はそうだろな、私は違う………私は仲間といて傷ついた記憶の方が多い

明結「仲間といた時間のほとんどが楽しくなかった…………」
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