第3章 人は心が黒くなってる奴が多いいから………
たったったったったっ
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ
ガラガラ
うっ、皆の視線が突き刺さる
さっさと自分の机の上のカバンをとって家に帰ろう
先「中園さん!今までどこに行ってたのですか!早く席について授業を受けなさい!」
あーーうっとうしい感じの先生か
明結「先生、気分悪いんで私かえります」
うん、気分が悪いのは嘘じゃない。こんなに人がいたら気分も悪くなる
先「何を言っているの!授業をサボr…明結「朝、気分が悪くなったんで保健室で寝てただけです。ちょっと気分が戻らないんで家にかえります」あら、そうだったのならいいわ」
あっ、信じてくれるんだ。今のめちゃくちゃ嘘っぽかったよね?
カバンを持って出て行こうとすると威土兄が話しかけに来た
誠「おい、保健室なんかにいってないだろ?」
いや、いいじゃん先生が信じてくれたんだからそういうことでいいじゃないか!
ガラガラ
無視して教室を出て行くと後ろから大きな威土兄の声がした
誠「先生、中園さん物凄い顔色悪かったんで俺、送ってきます」
きゃーーーーー
プリンスゥーーーー
優しィーーーーー
はぁ?いや、いくらプリンスだからってそれはむr……
先「え、ええ、いいわよ。いってらっしゃい」
いいの⁉︎てか、完全に先生、威土兄に惚れてるでしょ‼︎
誠「ありがとうごさいます先生」
プリンスゥーーーーー
私もプリンスに感謝されたーーーい
また、私は走るって逃げるのか……………