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1人の姫と4人の王子

第3章 人は心が黒くなってる奴が多いいから………


サッと私が目を逸らすと威土弟がクスッと笑った


何?何が面白い⁉︎お前にとって面白かっても私にとっては拷問だ‼︎


冬「明結さん、教室戻りましょ?」


嫌に決まってるだろ、あんなに人で溢れてるところなんて行きたくない‼︎

それに、ただでさえ人が多いのにお前らの真ん中の席になったせいで余計に人が集まるんだよ‼︎

冬「明結さん、聞こえてますか?返事をしてください」

・・・・・・・・・・・

冬「返事をしないなら無理やり連れて行きますよ?」


明結「絶対教室には戻らない‼︎‼︎」

パッと威土弟の方を見て大声で言うといきなり私が叫んだのに驚いたのか目を丸くしてかたまった

い、今だ逃げよう‼︎


だだだだだだだ


冬「あっ、待って‼︎」


ガシッ

早っ!何でそんなに早いんだよ!
これでも私は早い方だぞ!


ん?その前に
ひ、人に………

う、腕を………

つ、掴まれてる⁉︎

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