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MHA短編

第1章 足りない轟焦凍


ヒーローになって
初めて1週間の遠征。本日4日目。


「…はぁ………」

「…ん、はぁ………くそっ…………」

独りベッドの上で嘆く。
全然足りねえ。
家出る前にこれでもかと自分でも
驚くほどを抱いたのにだ。

抱いた後はこれで1週間なんとかいけるだろうと
思ったが考えが甘かった。

が恋しい。
今すぐにでもキスしてぇ。
身体中に俺のだと痕を付けてぇ。
に俺の息子をブッ込んで
無茶苦茶にしてぇ。

1週間いけるとか思ったやつ誰だよ。
全然ダメじゃねえか、全然足りねえよ。

ただでさえ結婚もまだ。
同棲だって出来てねぇ状態で
日頃から不足しがちな彼女を
1日堪能したところで解消するわけがなかった。

「はぁ……ん、…はぁ………」

うわ言のように名前を呼び荒い息を吐く。
こんな事ならハメ撮りでもしときゃ良かった…
自分の頭の中から必死に情事の事を考えるが
それでも足りない。

AVなんて以ての外。
に出会って付き合ってから
そこらにあるAVなんか意味を持たなくなった。
いや、を飽きさせないための
勉強としては使っていたが、
欲を解消させる要素としては不十分だった。
だから俺には色々な意味でが必要で。

お願いだから傍に居てくれ…
声を聞かせてくれ。
俺のために鳴いてくれ。
キスをさせてくれ。
頼むから抱かせてくれ。



帰ったら絶対抱くと心に決めた轟焦凍。
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