第7章 ※照らしだされた色欲(両side)
「まっ……ぅん」
黙れというように口が塞がれる。
何、これ……。
「ぅん……ふあ……」
勝手に声が……それになんか……。
下腹部にうずく波を逃がすように腰が動く。
自分のナカをうごめくものに熱が高まる。
呼吸が荒れる。
遠くでガサガサと音がした。
ナカを刺激していた指が引き抜かれ、入り口に何かがあてがわれる。
それは、勢いよく私を貫いた。
あまりの痛みに絶叫する。
「いやぁああ!! 痛、いあ、あっ!」
ずっくずっくと抜き挿しされるたびにビリビリとした刺激が襲う。
意識がふっ飛びそうだった。
「まっ、てあぐっ、ぅ、ぅ」
チカチカとする視界。
頭上から荒れた呼吸が聞こえる。
やがて一際速くそれが攻め上がってくると、耐えきれない刺激に私はくらりと意識を手放した。