第38章 【一目惚れ】×【初恋】
その女の子というのは、私なわけで。それは今でもよく見る過去の夢。
そういえば、昨日見たあの人とこの夢の男の子は、どこか似ている気がする。
もしかしたら、今日もあの人に会えるかもしれない。と、少し期待をして外へ出た。
…とは言ったものの、どこに行けばいいのか分からない。
どうしよう。と悩んだその時、良い場所が浮かぶ。
そうだ、あの公園に行こう。
公園のベンチには先客がいた。座って、本を読んでいる。
少し近付いてみると、先客は昨日見たあの人だという事が分かった。
話しかけてみたい。でも、勇気が出ない。
考えていたその時、私の目に映ったのは青いリボンを付けた鳥のストラップだった。