• テキストサイズ

星に願いを

第17章 17.もう迷わない




はぁ……どうしよう……

さっきから教室の前をウロウロしてる私



「なにしてんすか」

『え?う、わっ!に、二宮くん!』



そこには私が今会ったら、
すっごい緊張してしまうであろう相手

は、とても眠そうで変な寝癖がある。




「うっさいなぁ……」

『ご、めんなさい』

「別にいいけど……ほら入るよ」



なんて言って教室に入ろうとする、
二宮くんの制服の裾を掴んだ。




「……なに」

『……私、智くんと付き合う』

「……そう……よかったじゃん」



その声は悲しそうで、少し掠れてて




『二宮くん、ありがとう』


「……ごめんね。酷いこと言って」




あんなの酷いことに入らない。
でも二宮くんは優しいから…




『次はクヨクヨしないから……
絶対、超幸せになってみせるから!』

「ふふ(笑)はいはい
ほら、早く入るよ」







/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp