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テニプリ 短編

第25章 構って【宍戸】


せいなはまだすこし不機嫌だった
そして
『亮はね長太郎と居すぎなの…!彼女は私だよ?それとも長太郎が彼女?ホモなの??』
なんていう爆弾がせいなの口から出た

「ちげぇよ!俺はホモじゃねぇ!彼女はお前だ!」
焦りながら一つ一つ返していく
『でも!最近ずっと長太郎といるじゃん…ずっとふたりで居たいなんて言わないけど一日に1回くらいはふたりだけでいたいよ…』
なんて言いながらまたせいなは俯いた

俺はとてつもなく罪悪感に襲われた
男のくせに好きな女に不安持たせて激ダサだぜ…!

まだせいなは俯いている俺はその姿を見ているのが辛くなってせいなを抱きしめた
「悪かったな…。その…これからちゃんと二人の時間を作る。」

俺の胸の中にいるせいなは
『うん、そーして。でも帰りだけ、とかでもいいから二人の時間は。その分全国大会が終わったら構ってね…??』そう言った

俺はせいなのその問に迷いもなくスグに
「当たり前だろ!全国大会が終わるまでは待っててくれよな」

と、せいなに返した


【完】



長太郎が空気読めなさ過ぎてごめんなさい…!!
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