第5章 2nd Night【ヨナ・クレメンス】※R-18

Jonah side--------


レイアの身体の弱いところは、全て把握しているつもりだった。

でも今日のレイアはいつもと違うように思える。


泣きそうな目をしているのに
悦んでいるような顔。


とめどなく溢れ出す蜜は
ヨナに全てを委ねきっているからだろうか。


「ヨナぁ……っ……ぁ……あぁっ……ん……」


先程から何度か絶頂を迎え、すっかり蕩けきっている。

（こんな姿見たら……もっと啼かせたくなる……）

白く伸びた脚を大きく開き、蜜壺を目前に晒す。

「や……だめ！！恥ずかし………よぉ………っ！！」

（これは何度やっても慣れないんだね……そこが可愛いんだけど）

レイアの脚は抵抗をするが、その力は弱々しい。

ヨナはそのまま、濡れそぼった蜜壺に舌を差し入れる。


「やぁっ……！！」

叫びに近いレイアの嬌声に、ヨナ自身も熱くなる。

水音が響くたびにレイアが震え、それがたまらなく愛おしい。


「……ヨナ…ぁ……っ」


「……何、レイア」


顔を上げると、快楽に涙を滲ませたレイアと目が合う。


「あの……」


レイアは言いよどみながら、ヨナの手に触れる。


「どうしたの」


「…………欲し…」


「え？」


「もう……欲しい…よ」


何が言いたいのか理解したヨナは、さすがに頬が染まっていくのを止められなかった。


そして呆れたように息をつくと


「ちょっと……いつからそんなはしたないこと言うようになったの…？」

「ご…めん……」

「何で謝るのさ」


そう答えて、レイアの片足を大きく上に上げる。


「きゃ……！」


「君がそんなこと言うからもう…我慢できなくなったじゃないか」


「ヨナ……ぁ…！！」


そそり立つヨナ自身はとっくに我慢の限界を迎えていた。

望んでいた場所へ、ヨナは一気に沈み込ませる。


「……っ」


レイアの中がいつも以上に熱い。

熱く柔らかい蜜壺に包まれ、深く繋がっていく。

「ヨナ……」

「ん……？」

繋がりながら、ヨナは愛しい人の瞳を覗く。


「ヨナと繋がれて…嬉しい」

（もう、なんてこと言ってくれるのさ）


とろける様な顔をしたレイアに、ヨナはそっと口づけた。