SUNNY DAYs(進撃の巨人 高校生パロディ)
第5章 教師と生徒の事情(リヴァイ)
「…!?…????」
何が起こったのかぜんぜん理解できなかった。
理解できるまでの、かなり長い時間キスしていたと思う。
「んー!!」
とりあえず力いっぱい振り払った。
「ま、間違えてますよ!!オクサンじゃありませーーーん!!!」
「何わけのわからないを言ってるんだ?」
まだぼんやりした表情の先生。
あ、先生結婚してないか!
「じゃあ、マイハニーじゃありません!」
「おい、終わったのか、問題」
私の必死な問いかけに、意識を取り戻したらしきリヴァイ先生はいつもの調子で聞いてきた。
少しほっとして、
「終わりました…」
と言って答案を渡した。
なんだったんだ…。なんだったんだろ…ほんと、なんだったんだ…
私のほうが夢を見ていたんじゃないかと思うくらい、ぼんやりと、でも確かな感触。
でも、あっちは多分夢の中だっただろうし…忘れよう。
教室を出るまでぼんやりとそんなことを考えていた。
ATOGAKI
先生と生徒の恋愛だと、他の話と展開だいぶ変わっちゃうと思って、だいぶ押さえた内容にしました。
次はもうちょっとグイグイ行こうと思います。