第8章 ☆彡紅桜
晋助「言ったはずだ、俺はただ壊すだけだ、この腐った世界を」
桂「虫の居所が悪い!」
珍しく荒い剣で、天人共を大量に斬っていくが、その数に圧倒された。
そこに合流したのが、満身創痍の上塗りをした銀時達だった。
銀時「よぉヅラ、どーしたその頭、失恋でもしたか?」
桂「だまれイメチェンだ
貴様こそどうした、その様は。爆撃でもされたか?」
銀時「だまれイメチェンだ」
桂「退くぞ。退路は俺達が守る、いけ」
銀さんを置いてはいく気のない神楽と新八を
エリザベスが両脇に抱えて退避した。
銀時「おい!お前も行け!」
「ありゃー、逃げおくれちゃったよ?どうしよう?これ。」
戦艦からぞくぞくと降りてくる天人共を
桂と銀時とはたった3人で、斬りまくった。
桂「銀時ィ!!世の事はなかなか思い通りにはいかんものだな!国どころか、友一人変えることもままならんわ!
銀時ィィ!!お前は変わってくれるなよ!」
銀時「お前を斬るのは骨がいりそうだ。まっぴら御免だ。
ヅラ、お前が変わった時は
俺が真っ先に叩き斬ってやらぁ」
桂、銀時「高杉ィィィ!!!そーいうことだ!!
俺達ゃ次会った時は仲間もクソも関係ねェ!
全力でてめーをぶった斬る!!」
銀時「よし、逃げんぞ!」
とを抱きかかえ
桂が仕込んでいたエリザベス柄の落下傘で、船を舞い降りた。
降下しながら、桂はその胸から〝手本〟を取り出した。
桂「しかし、まさか奴もコイツをまだ持っていたとはな。
なのに随分遠くへ離れてしまったものだな」
と、上空の戦艦を見やった。
桂「銀時…お前も覚えているか、コイツを」
銀時は、遥か彼方遠くを哀しい目で見つけて言った。
銀時「ああ、ラーメンこぼして捨てた」
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