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銀魂☆逆ハー

第4章 ☆彡星海坊主






次々とお登勢に人がやってくる。

お妙「飲んで忘れましょ」

と日本酒の一升瓶の手土産を開けて、銀時に飲ませだした。


次に現れたのは、殺し屋さっちゃんこと猿飛あやめ。
万事屋への就職を希望したが、銀時ははっきりと断った。

銀時「メガネは新八とかぶるからダメだ。ヒック」

それからは、キャサリン、お妙、さっちゃん3つ巴のヒロイン争いが始まったが、決着がつかない。

「…てゆーか、わたしは?」

長谷川「はもう別枠だな。完璧すぎるし普通にヒロインだろ?
神楽ちゃんのポジションだからなぁ。」

そこで男の意見を取り入れることとなった。
ヒロイン三大条件、
〝顔〟〝体〟〝性格〟
キャサリンはソッコー落選し、残るはお妙とさっちゃん。

どちらを選ぶこともしなかったため、2人は
銀時と新八をぶんなぐってから、二人で河原で決闘だと出て行った。
神楽「…なにもないヨ」

と神楽は一人、落ち込んでいた。

新八「僕らの周りには、なんでロクな女の人がいないんでしょうね」

銀時「そーだな」

新八「やっぱり、なんやかんやで神楽ちゃんが一番僕らにあってましたよね」


銀時「…そーだな」

銀時は宇宙に浮かぶたくさんの星を見つめながらつぶやくと目を閉じて、少し笑った。

お登勢「アンタら情けないねぇ、帰れって言っておいて、もう寂しくなったのかい」

と二人に声をかけたが、口の減らない二人が黙ったまま否定しなかった。
お登勢
「ねぇ、何か言っておやりよ」

と店の中の客に声をかけた。

神楽「ボンキュッボンでなくて悪かったアル」

と飯を食いながら言うではないか。

二人は飛び起きて、驚いた。いや、驚いて飛び起きた。まぁとにかく驚いた。

神楽「何も言うな、お前らは合わせられるのは私だけネ。ヒロインは私アル」

銀時と新八は顔を見合わせて、笑いをかみしめた。

銀時「マスコットの間違いだろ」


その後スナックお登勢では
たくさんの笑い声が続いたのだった。









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