第3章 ☆彡どうでもいいことに限って中々忘れない
新八「どうぞ、撃ちたきゃ撃ってください」
神楽「江戸が焼けようが煮られようが
知ったこっちゃないネ」
新八「でもこの人だけは撃っちゃ困りますよ」
倒れた銀時の前に2人は立ちはだかった
銀時「な、なんでこんな所に?
僕の事はもういいから好きに生きていこうって言ったじゃないか」
神楽「オメーに言われなくてもなぁ、
こちとらとっくに好きに生きてんだヨ」
新八「好きでここに来てんだよ、
好きでアンタと一緒にいんだよ!!」
「神楽!新八くん!
…遅いよ。」
神楽「ありがとネ
無理矢理潜入捜査ジミーとさせたりして、
銀魂ちゃん守ってくれて、ありがとネ」
そう、は2人に頼まれたため
密偵などしないは山崎についてここまで来たのであった。
「あはは、2人と一緒だよ。
守りたいから守った。ここにいたいからここにきた」
銀時の前にが立ちはだかると
ずらりと真選組の皆が立ち塞がった。
土方「不本意だが仕事の都合上、
一般市民は護らなきゃいかんのでね」
マムシは、第二砲に手をかけた。
先ほどの爆発を見ていたにもかかわらず、神楽を先頭に、新八や真選組の者達が一斉に躊躇することなくマムシへ向かって突撃した。
だが、全力疾走の彼らを後ろから追い抜かして駆け抜ける者がいた。
銀時「新八、木刀持ってきただろうな?」
と言って新八から木刀を奪うと
銀時「工場長、すんませーん、今日で仕事やめさせてもらいまーす」
銀時「わりーが俺ァやっぱり、自由の方が向いてるらしい。お世話になりました」
木刀を砲身に突き刺された『マムシZ』は自爆、
その爆発が『ジャスタウェイ』を次々と誘発して工場は跡形もなく吹き飛んだ。
戻ってきた銀さんは、
の頭をポン、と叩き
銀時「あんがとよ。」
との元を去っていく、
すると首筋をぼりぼり掻きながら一言
銀時「けーるぞ」
と神楽と新八に声をかけた。
もちろん、神楽と新八は銀さんについていく。
ただ、近藤局長の記憶が戻ることはなかった…
、