第12章 ☆彡今更だけど新選組に入った時の話
与えられた自室にはいり布団をひいて
なにもない天井をただ見つめていた
目を瞑ると
故郷にいた頃を思い出してすこしだけ、嫌だった
「大丈夫。今回も、なんとかなるよ」
そう1人で呟くと眠りについた。
―――
朝、襖を叩く音で目が覚める
土方「おい、起きろ。
近藤さんのとこ行くぞ」
「…ふぁい」
土方「ったく。ちゃんと起きろって言ったろ。
聞いてねーのか?」
目を細める土方の腕に噛み付く。
「ん〜ごはん〜」
土方「いてっ、なにすんだ!」
沖田「やめときなせェ。
マヨネーズが付きますよ」
土方「つかねぇよ!
ちっ、近藤さん、入るぞ」
土方が襖をあけると
お妙の写真を見つめコンニャクを手にもつ近藤がいた…
近藤「違うよ?!違うからね!!」
沖田「近藤さん勘弁してくだせェ。
朝連れてくるって言ったじゃないですかィ」
土方「…年頃の女に変なもん見せるなよ。
まぁいい。
この人が近藤局長だ。」
「…
」
沖田「聞こえなかったのか?
この変態ゴリラが近藤局長だ。
つまり俺たちのボスわかったな?」
「あぁ…はい」
近藤「ゴリラで通じたの?!やめて!
勘違いしないで!人間だし変なことしてないから!!」
「…はい」
近藤「そんな目で見ないでぇ!
あ、そ、そうだ!制服!制服届いてるから
これ着て!他の隊士達に紹介するから!」
「わかりました。
あとそれ以上こっちに来ないでください」
近藤「ひどい!!!」
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