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【ONEPIECE】déjà-vu ※書き直し中

第1章 は



時は戻り

海の穏やかな波と眩い日差しが刺す海
偉大なる航路では声が響いていた


「サンジ〜〜〜〜!!!飯〜〜!!!」

そう、麦わらの一味の船長 ルフィの叫びである
そこに金髪の男、サンジが怒鳴った

「ねえって言ってんだろが!」

船の周りは海しか見えないまま、
ただただ食料庫からモノは減り
現在、食糧不足に陥っていた

かれこれこの会話を何度も繰り返していたルフィは
芝に倒れ、オレンジ髪の短髪の女性に嘆く

「ナミ、まだつかねえのか?!」
「そうね〜……あと2,3時間くらいよ」

その声にルフィ以外に長鼻の男とトナカイも反応する

「うげっマジかよ!あぁ〜魚も連れねえし
何なんだよここら辺の海は……釣りもやめだやめ!」

長鼻の男、ウソップは釣竿を船に放り投げ
芝に体を投げる

その後トナカイも数秒程続けようとしたが
空腹が限界に達し倒れた

「ウソップ、俺もう腹減って死にそうだ……」
「おいおいチョッパーしっかりしろ!」

ボロボロの船内の光景に、
黒髪の女性はピシャリと言い放った

「このままじゃ、飢え死にね」

アフロな骸骨男がそれに反応する

「そうですねロビンさん、私もお腹が減って死にそう……

あ、私お腹ないんですけど。ヨホホホ!」

「……」

ロビンは彼のジョークをスルーし
サイボーグの大男に話しかけた

「フランキー、燃料はもちそう?」
「いいや、もうあと少しだ
2,3時間もつといいが……」

サングラスを少しあげ
不安げな表情を浮かべる

それを聞いたナミはため息を漏らした

「最悪ってところね
気候は荒れず落ち着いているのに、魚が全く釣れないなんて」

「オールブルーとは真逆……
っところでナミさん!マッサージを__」
「やめて」

「そんなクールなナミさんも俺好き〜〜!」

ラブハリケーンを纏うサンジを無視し
ナミはログポースを見つめた

指し示す方向は変わらずつい八つ当たりしてしまう

「〜ゾロ!アンタも少しは慌てなさいよ!」

「あ?」

睡眠を妨害され
目を擦りながら緑髪の男は応答した

いや、これは応答と呼べるのだろうか

「食糧不足、燃料不足危機!
寝てる場合じゃないでしょ!」

しかしゾロは面倒くさそうに対応する

「どうしようもねェだろ」
「〜けど!」

「おいマリモ!ナミさんになんて口を」
「はぁ?!」

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