第11章 平和……?
浦島「俺は浦島虎徹!よろしく主さ……ぁ」
「……うん、よろしく。あ、蜂須賀さん食器をください。私が洗っておきますのでお二人はお風呂とか入っちゃってください」
蜂須賀「いや、これくらい自分で洗うさ」
「うーん、でも任せてほしいな。手入ればかりしている審神者の私は現在お節介審神者に昇格しているので世話を焼きたいんですよ」
おぼんを持つとお願いします、と言えば蜂須賀さんは納得いかないような顔をしていたがおぼんから手を離してくれた。
食器を割らないように気を付けなければ……暇なときに人数分の食器とかちゃんと把握しておこう。
「ありがとうございます。ではお二人とも…………浦島くん?」
バイバイでもしようかなっと思っていたら浦島くんが蜂須賀さんの後ろに隠れていることが気になった。
さっき、普通に元気よく挨拶してくれたのに……まさか、お兄ちゃんを取られると思って……それなら可愛いな。
蜂須賀「どうしたんだ浦島?」
浦島「あ、あのさ……主さんの格好ハレンチだと思う!」
……ハレンチ?
私の格好は大きめのシャツ一枚に清光の襟巻き……あ、そういうことか。