第3章 極星寮へようこそ
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いつの間にか寝ていたらしく
一色「あれ?寝てる」
ガチャッ
一色「失礼しまーす。よっこいせ」
「(あれ?なんかふわふわ、してる……私、浮いてる?まぁいいか)」
その頃ある1室では
丸井「だーかーら!僕は筆記試験の勉強で忙しいんだッ!宴会ならどこぞの部屋で好きにやればいい!何故いつも僕の部屋でやるんだ君達は!?」
205号室の丸井善二
悠姫「仕方ないじゃ~ん丸井の部屋が一番広いんだもん」
丸井の言葉を気に留める様子も無い116号室の吉野悠姫
そして、黙ったまま紙コップを口に銜えている208号室の伊武崎峻
涼子「いつ来ても綺麗にしてるし~」
どかり、人のベッドに堂々と座った榊涼子
丸井「勝手にベッドに座るなー!」
そうやって皆でわいわいしているとガチャリとドアが開いた
一色「おいおい!僕は寮生全員に声をかけたんだぜ?集まったのはこれだけかい?」
そこにはをお姫様抱っこした一色の姿があった
田所「えっ!ちゃん!?」
一色「僕が行った時には寝ちゃっててね~でもさすがにちゃんがいなくちゃ始まらないから連れてきちゃった」
その時全員が思った。、可哀想だと
それからは皆思い思いに騒いでいた。すると
「ん……うるさい」
が目を覚ました
一色「目が覚めたかい?」
「……一色先輩?」
は虚ろな目で一色を見つめた
一色「おはよう、ちゃん!」
「はぁ……この状況は、何ですか?」