第3章 さーん
ゴンは操られているレツを見て
激怒しオモカゲに襲いかかろうとする
「バカ!そんな短絡的な!」
それと同時に
オモカゲは合図を出した。
襲いかかってきたのは
パイロとイルミだった。
クラピカ「パイロ!」
クラピカはパイロの人形が呟く思い出話に翻弄されながらも
レオリオ、の声に励まされる
「クラピカ!!
あなたがやらなければ、パイロは一生このまま操られる!
目の前にいるのは
あなたの大切な親友だったパイロなの?!」
パイロの顛末を噛み締めパイロの人形を払った。
クラピカと交わした約束を確認し、安堵したパイロの人形は元の人形の姿へと戻っていった。
「パイロ…遅くなって、ごめんね…」
なにも知らないクラピカやレオリオに
聞こえないようには呟いた。
パイロ「ありがとう…」
聞こえるはずのないパイロの声が
とクラピカには聞こえた気がした。
、