第44章 トミハ 戦(3)
「!?」
私たちは思わず耳を抑える。
しばらくして、音が止まる。
まだ、耳がキンキンして痛い。
「何だ?今の音は?」
と義元さんが行った時であった。
わああああああああああ!!
「「!?」」
何十人もの兵士が林から出てきた。
「ちっ!皆もの!!行くぞ!!!」
と義元さんは、刀を抜いた。
私は、義元さんの後ろに隠された。
一体、どこから!!?
私の手は震えていた。
そしてまた、
ぴいいいいいいいいいいいいいいい——————————
今度は別のところであの音がなった。
あっちの方向には謙信様たちがいる方向!!?