• テキストサイズ

【イケメン戦国】〜音姫〜

第44章 トミハ 戦(3)




戦の二日目。私は、謙信様たちと別行動で、義元さんと一緒に別の戦場へ行っていた。


「百合子……。」

と私はさっきからこんな感じであった。

「大丈夫だよ。百合子、見た目によらず強いから。」

と義元さんが笑ってくれた。


「そうですね……。」

私は、嘘の笑顔を向けた。


「(……。やはり、妹がいないというものはこんなに悲しむことなのかな?)」
と義元はふとそう思った。


と、林の隣を通ろうとした時であった。





ぴいいいいいいいいいいいいいいいい——————————————————————




甲高い音が私たちに襲いかかる。



/ 212ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp