第42章 ハミト 戦(1)
「みなさん……。迷惑をおかけしました。」
私は、三人にお礼を言う。
と、その時
何か音がした。
なんの音だ。
怖い
鋭い
痛い
私は、上を見上げた。
「どうしたの?……ん?みんな避けろ!!」
とその時矢が飛んできた。
「どこから飛んできた!!?」
みんなは刀を抜き、矢を斬っていく。
「向こうのあの森からです!!」
「みなさん!ここは一旦逃げます!!早く!!」
と佐助くんがこっちにやってきた。
一体、誰が……?
【???目線】
逃したか……。
「みなもの、行くぞ。」
顔を布で隠した男は、ゆっくりと謙信の陣営に行った。