• テキストサイズ

【イケメン戦国】〜音姫〜

第32章 ニ長調 琴対決





琴二台と他に楽器がいくつかある部屋の中に、男性六人と女性が三人入っているのに関わらず、まだ9平方メートルある。


広っ!


「では、皆様。どちらが上手かお選びください。」


え!?
もう話つけてたの!?


みんな返事をする。


私と奏耶さんは琴の前に座る。




あれ?この琴……


政宗のところで弾いた琴だよね……?


「奏耶さん……これって……。」

「ええ。政宗様の御殿から持ってまいりましたの。その琴、どうやら草山のものでして……私の弟の奏斗が作ったんです。政宗様、買っていただきありがとうございます。」

「ちょうど、純音が伊達家にいた時に買ったものを持ってきたんだ。」

と政宗はニカッと笑う。


「へえ。」

奏耶さんは少し何かに納得した。


「?」

「さてと、どちらから始めますか?」





/ 212ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp