• テキストサイズ

スタマイ ~sister side~

第1章 出会いと始まり


玲「李!もう時間じゃないの!?大丈夫!?」
「あ、いけないもうこんな時間!!いってきます!!」

バタン

大慌てで扉を開けて、かけていったスーツ姿の女の子

もうすっかり少女から女性へとなった後ろ姿に
玲「落ち着きがないところは姉譲りかな…」

ふと、時刻を確認するもう一人の女性

「あああ、やばい!!!!遅刻する!!」
こちらも同じくして、大慌てで準備をする



今日はいよいよ、第一希望の会社の面接だ
お姉ちゃんも念願のマトリで仕事してるし、私も頑張らないと!

時間に余裕があるように家を出てきてるから
あとは、無事につけば…

「一応時間確認しとこうかな…」

そう呟きながら、携帯でメールをひらこうとしたところ
ドスン
「きゃあ」
ぐしゃ

後ろから、人がぶつかってきた
「いったあ」

道の端で立ってる人にぶつかるなんて、とんだよそ見のひとじゃないかと顔を上げると

金髪のチンピラ…という言葉が似あう人がたっていた
上から、見つめるその視線は
まさに。  蛇に睨まれた蛙である。

「………」

?「おまえ」

「っ、す、すい「悪かったな、ケガしてないか?」
ぐい
そういいながら、私の腕をつかむと思い切り引き上げられた

ちょっとではなく。大分かなりびびった(っていう顔したよね今)

「わたしこそ、不注意で…」
?「いや、俺がちゃんと前見てなかったからよ。汚れてねえか?」

金髪のチンピラさんは、私の目線に合わせてくれ汚れを確認してくれた。思いのほかいい人?らしい

「大丈夫です、ありがとうございました」
感謝の意を述べながら、頭を下げ
「あ、携帯…」
転んだ拍子にとんでいった携帯を探す

?「あ、それなら。わりい、壊しちまった。」

「そういえば、転んだ拍子にぐしゃって音が…」
血の気が引いた
「そ、それよりも!!面接の時間!!!」
時間はあっという間で、もう行かなければならない

「あの、チンピラさん!!すみませんが、私時間がありませんので!!」
目の前の壊れた携帯電話を奪い取りながら、慌てて面接に向かうべく社内へと向かう。
?「あ、おい!!!」

今日は、とんでもない日だと思いながら
いつの間にか緊張よりも、携帯電話のことが頭によぎった



/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp