第2章 ☆01
フェイタン「お前、私じゃなくて自分治すね」
「あは、は」
息も絶え絶えに
無理矢理笑顔を作るあかね
マチは悔しそうに目を背けた
気付いていた。
このままではあかねは死んでしまうと。
ノブナガ「…こんな時にまた敵さんかよ」
フェイタン「5秒で済ますね」
敵と戦っていると
ククク、と誰の者とも言えない笑い声が聞こえてきた
「ハァ、、クク、あは、アハははは!!!!」
フェイタン「あかね…?」
あかねの方を振り返ると
敵に体を弄られて更に血だらけになったあかねがいた
「ハァ…」
もう起き上がることなど出来ないはずのあかねが
自力で立ち上がり
笑い声をあげながらこちらに向かってきた
フェイタン「あれ、なにか」
マチ「あかね…?」
あかねの体から無数に飛び出して自由に動いているナニカ。
「あーあー…もう、こーんなに痛くなっちゃった…
…ネェ?」
、