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俺たちのSong【気象系BL】

第27章 HAPPYBIRTHDAY 2017.12.24


他愛もない話をしながら
楽しく食べて 飲んで

相「…寝る?」

相葉さんの言葉に 思わず身体が硬直する

相「…明日コンサートだし ね」

そう言ってリビングから出ていくと
毛布を持って戻ってくる

ニ「え…」
相「俺ここに寝るからニノちゃん寝室使いなよ」
ニ「相葉さん…」
相「一緒に寝ちゃったら我慢できないかもだから さ」

にこっと微笑んで でも少しツラそうで

待って
相葉さん 私は

ニ「一緒に寝るんじゃないの…?」

あなたの温かさに包まれて
眠れるものだと思っていたから

相「そんな顔しないで …俺めちゃくちゃ我慢してんだからね」

するりと顔を撫でられて
それだけでもう 熱が上がり始めるっていうのに

ニ「コンサートじゃなければ一緒に寝てくれたの…?」
相「だからそんな顔しないでって…」

多分 泣きそうな顔をしてるんだ
だって 本当に泣きそうだから 

別に 抱いて欲しいと思ってる訳じゃない

ただ あなたの体温を感じたい

それがあなたにとって 抱くことに直結するなら
それでもかまわないと思っていた

『繋がるだけが全てじゃねーんだ お互いに気持ち良くて想いが重なる方法は』

遥か昔 付き合い始めのおじさんが
呟くように言った言葉を思い出す

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