第27章 HAPPYBIRTHDAY 2017.12.24
相「ニノちゃん来るってわかってたら掃除したのにー 汚いけどあがってあがって!」
ニ「お邪魔します」
汚いといいながらも
整理整頓されている部屋
リビングに通され ソファ腰掛ける
相「酒飲むでしょ? ビール?ワイン?」
ニ「あ 相葉さん」
相「ん?」
タイミング良くインターホンが鳴る
ここに来る前に時間指定しておいたケータリング
相葉さんが玄関に出ていく
相「えっ!?ああ はい!どうも!!」
びっくりしてる声が聞こえる
おかしくて少し笑ってると
大荷物を持った相葉さんがリビングに入ってきて
相「ニノちゃん!!」
ニ「はい アルコールはシャンパンにしましょう 明日はコンサートですからね 飲みすぎないように」
相「どうして…」
ニ「誕生日…」
相「うん 明日だよ?」
ニ「あと数時間で日付かわります…一緒に…いたかったんです」
あのあと いろいろ考えた
でも 何をするわけでもなく
大切な人の誕生日
何より 私が一緒にいたいって思ってしまった
その私を そっと
包み込むように優しく 抱き締めて
震える声が聞こえた
相「俺も一緒にいたい…ありがとう ニノちゃん…」