第26章 HAPPYBIRTHDAY 2017 .11. 26
そのまま上下に擦る俺の手に自分の手を添えたまま
少し顎を上げ 薄く唇を開き
微かに甘い吐息を漏らしながら
まるで 至近距離で自慰行為を見てるようで
静かに熱の上がっていくあなたから
目が離せない
智「ん…は…ぁ…」
翔「気持ちいい…?」
智「なん…か 自分でシてんのを見られてるみてぇ…」
翔「興奮する…?」
智「ん…翔くんに見られんの興奮する…」
少し紅潮してきたその表情は
例えようもなく 妖艶で 艶かしくて
翔「見ててあげるよ…イッて…?」
智「んんっ…!」
手の動きを早めて あなたを追い立てる
快楽に眉をしかめて
うっすらと目尻に涙すら溜めて
智「あっあっ…イク…!」
翔「いいよ…」
智「ああ…!翔…くん…!あっああっ…!!」
すがるように伸ばされた手を取って
離さないよう しっかりと俺の手に縫い止めて
あなたが吐き出す熱すらも
いとおしくて堪らない
あなたの全てがいとおしくて堪らない