第26章 HAPPYBIRTHDAY 2017 .11. 26
智「あぁ…翔…」
翔「ん…?」
夜景を見るかのように
後ろからあなたのナカに押し挿って
翔「…綺麗でしょう? 夜景…」
智「見えない…んっ」
窓硝子に手をついて
快感に瞳を閉じているあなたが
夜景と一緒に 窓硝子に映って
翔「ね…目開けて…」
どうしてだか 意地悪したくなって
翔「ほら見て…明かりつけたままでこんなことしてて 窓にしっかり映ってる 智くんの厭らしいとこ…」
智「やっ…」
一瞬 ナカがギュッと締まる
窓越しに見ても 瞳はまだ閉じたままで
翔「厭らしいって言われて感じたの…?」
智「違っ…」
言葉を遮るように
あなたの好きな場所を何度も掠めて
翔「嘘…めちゃくちゃ締まったよ…?智くん言葉でも感じるんだ…?」
わざと耳許で囁くと
痙攣を起こしたかのようにビクビクと締まって
翔「んっ…!」
智「んんっ!あっ…!翔くんそんなに動くな…!」
翔「俺今動かしてない…!」
智「嘘っ…あああぁっ…!」
俺を包んでいる あなたのナカ全体が
うねるように締め付けて 動けない
なんだ この感覚
あなたに全部搾り取られるような