爆乳政治!! 美少女グラビアイドル総理の瀬戸内海戦記☆西海篇
第4章 九州 大宰府
リカルドの様子を見ていた大尉はおもむろに立ち上がって、少し足音大きめに会議室の戸へと向かった。リカルドは眼球だけをずらして大尉の動きを見ていた。
「どこへ行く、蓮池?」
「首相の所。もう起きているだろ。イチイチ待ってなくて良いって言ってくる」
大尉はやや乱暴な手付きで戸を開き、そのまま執務室へと踵(かかと)を向けた。
陶山は僅かに溜息をついた。リカルドは流し目に戸を見ていたが、やがて関心を失って円卓に設けられた座席へもたれかかった。