第1章 お菓子の魔女のデュエルには。
『お相手致しましょう!』と店のピンチに表れたのは男たちの指名していた『お菓子の魔女』だった。
魔女をモチーフにしたのだろうか、店員のとは少し違う格好の女性…と言うか少女がデュエルディスクを装着して構える。
見た感じ遊作と同じくらいの年代だろうか。
「さあ、特別ステージにご案内します。あちらにどうぞ」
「はっ、そうそう!初めから素直に出てくりゃ良かったのによォ」
「申し訳ございません、お菓子を作っている時は手が離せないのです」
店の客と店員が見守る中、お互いにステージに上がってセットアップをする。
男の連れが何か囃し立てているが『お菓子の魔女』は気にすることも無く平然としている。
「俺が勝ったら、何も言わず菓子セット寄越しな!」
「勿論です!そういうサービスになっておりますので~。勝てたら、ですけどねっ」
「レアカードの為に金つぎこんだんだ、俺に勝てるデュエリストなんて早々いねぇんだよォ!」
「作用ですか、それは楽しみです。良いデュエルに致しましょう?」
「「デュエル!!」」
不敵な魔女の言葉を最後に、デュエルは始まった。
※以後、デュエルシーンです。(p5~7)
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