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順番

第2章 扉





しばらく言い合ってたら、両親が戻って来た



旦那の両親を連れて




お父さんは、土下座の勢いで謝ってる


お母さんも泣きながら謝ってた





すばるも、旦那の両親にも謝ってた




あたしは、ただ涙が止まらんかった




こんなにも周りを傷つけて


恋をしてることが



ただ、悲しかった





『もう辞めて!!悪いのは、あたしやから!!一人で産みたい』


母「何言うてんの?そんなもん出来るわけないやん」


『だって、お腹の子、悪くないもん!!欲しかったんやもん・・・赤ちゃん』


旦那は、気まずい顔をしてた




旦那とは、結婚してから無かったから



子供の話をしても、話を逸らされてたから





母「だからって・・・」


『産みます!!この子の母親は、あたしやから!!』




そこまで言うと、義母は「ごめんね。辛かったよね。女だもんね」

そう言った



義父もそれに対して

「うちの息子の至らぬさが、ちゃんを苦しめてたんやな。申し訳ない」




そう謝ってた



『違います。あたしの至らぬさなんです。ごめんなさい。』





それから、すばるは外に出て貰い


話し合いをした




結局、修復不可能ということで、離婚することになった





旦那家族らが出て行き、あたしの両親だけが残った





母「アホやな。でも、母親やから、子供の幸せ考えてまうからな・・・」


父「許さん!!って言いたいけど、娘は、いつまでたっても娘やからな」


母「ほんま。すばるくんとは、どうすんの?」


『わからん・・・だって・・・』


母「お父さん。居てた方が、いいと思うで。すばるくん。全然変わってへんな。昔と一緒で、礼儀は正しいわ」


『そうかな・・・』


母「別れた時、家来てんで?」


『え?』


母「なぁーお父さん」


父「あー・・・」


母「別れました。僕の至らなさです。すみませんでしたって」


『知らんかった・・・』


母「言わんといてって。次は、絶対守り抜きますって。正直、高校生が何言うてん?って思ったけど・・・な?」


父「アホか?って思ったわ」


母「ええよ。結婚しても。が決めたらええから。ほな、体気を付けてな。」


『ありがとう・・・』




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