• テキストサイズ

よるがあけるよ

第7章 大規模侵攻作戦


4月11日:水族館廃墟にて、特殊な機械生命体の討伐の任務を負う。分裂したり合体したりと奇妙な個体だった。12Sと合流しつつ破壊に成功する。12Sが負傷してしまったので、以前会ったデボルとポポルの住み処へ運び12Sのメンテナンスを依頼した。

4月13日:任務内容がまた物資の調達に戻ってしまった。最近はイレギュラーなことばかり起こって、つい自己判断のまま行動してしまいがちだったためか。でも一応頑張ろうと思う。当機の評価は14Oの評価にも繋がるから、気を付けなければ。
それと一時的に東の区域への立ち入りを司令官に禁止された。12Sの処遇がどうなるのか気になる。

4月20日:久し振りにピジュンに会った。12Sがどうなったのかを知りたくてデボルとポポルについて訊いたところ、機嫌を悪くさせてしまったらしく辛く当たられた。色々とショックだったみたいだ。当機にとっても残念な事実だが、ヨルハの規律に則って裁かれたのだから仕方のないことにも思える。

6月10日:最近は同じ事を繰り返すだけの日々が続き、少々退屈している。14Oから任務の報せが来るたびに期待を募らせては落胆する毎日だ。別に危ないことがしたいわけではない。けれどこのままでは何も変わらないのだ。当機が今現在の立場で、部隊に大きく貢献できる存在であると司令官から評価を受けられる確率はどこまでも皆無だ。この状況を打破するために、次に別の依頼を任された時こそは盛大に成果を上げて信頼を勝ち取りたい。

6■25日:まだ本機は■存している。この■ッセージを閲覧し■者は、廃墟■市の■側に位置する■■下に当■が居ることを14■か■■官に伝えてほしい。機体は無事■が帰還■■すべが■く困っ■■■。至■、救■■■を■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■









/ 138ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp