• テキストサイズ

よるがあけるよ

第7章 大規模侵攻作戦


11945年4月4日:機械生命体へのハッキングが原因でアップロードが不可能になったため、未更新のままだった出来事を文字にして残し、新しい義体を与えられた十号D型に託す。

11945年3月:司令官からGPSを搭載したイヤーカフの装着を義務付けられる。渡されたのは当機のみらしい。同地域担当及び近距離に位置するヨルハ機体のマップに当機の居場所が映し出される模様。この日から物資調達以外の任務が増えた。

3月:レジスタンスリーダーの依頼で向かった廃墟都市駅廃墟から南に進んだ高架下にて、人類と同じ言語を使う機械生命体と遭遇。怒っている様子だった。

3月:駅廃墟にて、友好的な機械生命体の集団とその機械生命体達が製造した列車を見つける。列車は未完成だったため、当機の所持していた機械生命体のコアを与え起動させる。列車は機械生命体の部品で出来ていた。これをヒントに14Oへ贈るプレゼントを作る。

3月:ヨルハの少数部隊が友好的な機械生命体を調査するため駅廃墟に来る。列車が暴走し交戦することになった結果、列車・機械生命体の集団は共にヨルハ部隊に壊滅させられた。当機は列車へのハッキングを行い論理ウイルスに汚染された後ヨルハの少数部隊リーダーである6Eに介抱され、バンカーに戻る。友好的な機械生命体の多くが味方の攻撃により失われ、一緒に完成させた乗り物も暴走したため破壊する他なく無念だった。

4月4日:バンカーの自室で目覚める。14Oのために作った花の模型は先の戦闘により壊れてしまう。それでも14Oは喜んで受け取ってくれた。27Sから受けたメンテナンスで上記の接続障害が発覚。ポッド107の薦めで日誌を書くに至る。

4月5日:1週間の謹慎は残り6日。方向音痴を改善させるため久し振りに開発部に乗り込むも無理だと一蹴された挙げ句、半ば無理矢理に試作武具の試用をさせられる。

4月7日:昼の地帯にて、エイリアンの反応が確認される。昼の地帯極東にある廃墟都市の地下に拠点と見受けられる洞窟が発見され、調査には周辺の地域を担当しているヨルハ隊員2機が潜入した模様。当機も昼の地帯に行きたい。
/ 138ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp