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恩讐の花嫁 【Fate/GO 巌窟王 夢小説】

第2章 契り





「ありがとう。契約、受けてくれて。」

「クハハハハハ!!―――――当然だ。俺とお前は一心同体。今のお前にはこの“俺”しかいない。――――存分に、あぁ―――――、存分に! 俺を使いこなすがいい!!」

 アヴェンジャーは、黒炎を滾(たぎ)らせながら、高らかに言い放った。
 ステンドグラスから零れ落ちた光が、アヴェンジャーに降り注いでは、黒い炎に溶けていく。その光景は、何とも表現できないほどに神秘的で、私の眼に焼き付いて、どうにも消えそうにない。





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