第1章 新しい生活に
<凜音Side>
はぁ。入学式、間に合ってよかったよ…。
えーっと。教室が…。あっ!ここか!
・「おーい。LT始めるぞー。」
担任かな?取り敢えず席に着かなきゃ。
・「A組の担任の織田だ。これから自己紹介初めてくぞー。」
わ!よく見るとかっこいい先生じゃん!人気者なんだろうな。
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あ、次、私じゃん。
「神楽坂凜音です。よろしくお願いします。」
?「城崎澪です。よろしくお願いします。」
後ろの子、みおちゃんってゆうんだ。可愛いなぁ。
なんだかんだで、自己紹介も終わり放課に。
(みんなの名前、覚えられるかなぁ。)
?「ねぇねぇ!凜音ちゃんだよね?!」
「え?うん、そうだけど…。」
澪「私、みお!みおって呼んで!あの、凜音って呼んでもいいかな?」
「ああ、いいよ!よろしくね、みお!」
澪「うん!で、朝、何があったの!?何で、あの方たちと来たの!?」
「え?あの方たちって?」
澪「星華会の2人!」
(あぁ、中也さんたちの事か?)
「中也さんと太宰さん?私が倒れたところを助けてもらったんだ。」
1人はその原因を作った人だけどね…。
澪「え?!あの方たちに?羨ましい!私もお近づきになりたいわ…。」
「先輩の教室とか行けば、会えるんじゃないの?」
澪「そんなの恐れ多いよ!何ってたって、星華会の人たちだもの!ファンに殺されかねないわ…!」
「え?ファンとかいるの?それじゃ私、今朝の事…。」
あんなことしてもらってたら、危ないんじゃ?
私、殺されたくないよ?…。よし、ここから、関わらないようにすればいいんだな、うん…。
「「きゃああああ!」」黄色い悲鳴がとぶ。
(なによ、急に…。五月蠅いなぁ。)