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諸恋

第15章 あとがき




*あとがき*

どれほどの歳月をこの物語と歩んできたことでしょう。

まず初めに、「恋風」「嫉恋」「諸恋」と続くイナズマイレブン原作沿い夢小説「恋風」シリーズをここまで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

2013年から連載の始まったこの物語「恋風」ですが、書き手としても非常に長いお話でした。読み手の方々もここまで読み進めるのはきっと大変なことだったと思います。どうぞその苦労をここで労わせてください。本当にお疲れ様でございました。

さて、色々お話させていただく前にまずご理解いただきたいことが一点あります。「恋風」シリーズの物語は「恋風」と「嫉恋」によって完結であり、今回の物語「諸恋」はふたりのその後を書いた後日談のようなものです。円堂守の伝説と足並みを揃えるためという理由だけで今回の物語を書き始めました。

なので前作二部に比べると今回のお話はヒロインが思い悩んだりするところが少なく感じたのではないでしょうか。前作までで風丸さんと夢主ちゃんは悩むだけ悩んだので、今回はもうほとんど悩むようなネタもありませんでしたし、伏線も二期完結時点で回収しきっていました。ですので、できるだけ仲睦まじく、恋人要素をより濃くしてこの物語を描いていこうと書き始めたときから決めておりました。

そのためアジア予選くらいまでは思春期ネタを交えながら楽しくお話を書いていましたが、正直終盤は何を書けばよいのだろうか、と悩むくらいでした。特にイタリア戦以降は悩み苦しみながら物語を生み出していたような感覚があります。物語の終焉をどうしても美しく飾りたいと思ってしまって必要以上に力が入っており、いつも通りに執筆できていなかったのかもしれません。今振り返り、本当に完結できてよかったなという思いで一杯です。
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