• テキストサイズ

諸恋

第7章 国を背負う選手




アフロディがまたすぐに会える、といった意味はすぐに分かった。何とアフロディを始め、バーンこと南雲晴矢、ガゼルこと涼野風介も韓国代表の選手だったからである。試合をする前から激戦になることは予想されていた。

それでも韓国と日本、激闘を制したのは日本代表イナズマジャパンだった。見ていてドキドキハラハラの最後まで結果の分からない試合だった。それもまずはキャプテンである円堂がベンチスタートであることから始まった。監督の久遠が試合前、円堂に「この試合勝てると思うか」という問いかけをし、円堂は勝てると即答した。その答えに不満があったのか、今のままでは勝てない理由が分からないのであればキャプテンである資格はないと、監督はキーパーを立向居にし、そして円堂はベンチスタートとなってしまったのである。

前半開始から間もなく、土方と吹雪がずっと練習していた必殺技、サンダービーストにて先取点を奪取した。しかしその後韓国の司令塔、龍を操る者と呼ばれるチェ・チャンスウの戦術パーフェクトゾーンプレスにイナズマジャパンは苦しめられることとなった。

パーフェクトゾーンプレスはミッドフィルダーとディフェンダーが二重の円を描いてボールを持った選手たちを封じ込めるタクティクスで、まさにそれは龍が渦巻いているかのような鉄壁の守備、その守備によって吹雪と綱海が接触し怪我を負ってしまった。その後試合の流れが韓国に傾き、一点を返されてしまった。

だがここで改善策を見出したのはやはり鬼道だった。あの泥のフィールドがヒントになったのだ。ボールを地面につけなければ良いのだ、とこのルートオブスカイという戦術で、イナズマジャパンはパーフェクトゾーンプレスを破った。しかし アフロディのゴッドノウズを越える必殺技、ゴッドブレイクによってゴールは破られ、1-2で前半は終了してしまった。
/ 366ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp