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真選組副長補佐。

第2章 ごめんね。


『ぜーったい謝らないからなっ!』


そう屋根の上で言った決心はカラスに笑われた。

今日のは総悟が悪い!
だってさ、………

(『そんなんだから嫁の貰い手がねぇんでさァ。俺でさえも願え下げですぜぃ?お前ェみてぇな女』)



あんな言い方、しなくたっていいじゃんか。
そりゃ分かってるよ。手合わせはほぼ全戦全勝、口の利き方も男だし…胸だってささやかにしかないし。

………嫌いだ。総悟なんて。
毎日毎日あいつの事考えてイライラする。
なんでアタシがあんな奴の事考えてモヤモヤしなきゃいけないんだよ…。


『あーもー!ムカつく!』


『うっせぇな。やっと出てきたと思ったら騒ぎやがって』


屋根から降りるとそこに居たのは土方さんで呆れたようにため息をつかれた。


『だってさ、聞いてくれよー』

『…何が原因だがはおおよそ見当がつくが、どーせロクなことじゃねーだろ。それよか山崎追っかけてやったらどうだ?お前らの代わりに見回り行ってんだぞ?』

『むー。…取り敢えず聞けよ土方このヤロー。』

『お前まで言うのかそれを。ったく変な所ばっか総悟に似てきやがった。』

『その総悟なんだよ!原因』

『で?内容は?』

『総悟がさ、そんなんだから嫁の貰い手が居ないんだって…ムカつくだろ?!』

『………お前ら、まさかそれが原因で見回りサボったとかじゃねーだろうな?』

『っ…サボってねーもん!行かなかっただけだもん!退が代わってくれたもん!』

『それをサボったって言うんだろぉが!!山崎は俺が行かせただけだ代わってねーだろ』

『だって……』

『はぁ…。どうせ大方お前も言い返したんだろ?』

『…総悟なんて嫌いだ。』


土方さんはなんだかんだ言いながらもいつも話を聞いてくれる。
アタシがつまらなそうに庭の砂利を蹴ると煙草を咥えながら隣に立って頭を撫でてくれた。


『……総悟なんて、…』

『あのなぁ、ショックだったのは分かるが言葉のアヤだろーが。気にしてどーすんだ。お前らしくもない』

『…別に気にしてんじゃなくてムカつくだけだ』

『それを気にしてるっつーんだよ。馬鹿。最悪困ったらうちで貰ってやるよ。』

『っ!はぁあああ?!!』

平然と言う土方さんに目を見開く。
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